歌詞シンクロ論Vol.3
歌詞シンクロ論Vol.3
こんにちはmizugorou_753です。
前記事にて「MADに参考になりそうな本Ｖｏｌ．２」歌詞シンクロ論Vol.3の
データ間違って消してしまったので歌詞シンクロ論Vol.2で
終わる予定と書きましたが もう一回書き直す時間ができたのでよかったらお付き合いください。
また、続き物なので初見の方は
過去の記事の方も目を通していただければと思います。
歌詞シンクロ論Ｖｏｌ．１
そして前回も書きましたがMADに対して
このように作るべきであるというようなルールは無いですし
(自由に作るからこその個性が一番魅力的だと思います)
また、自分の作り方を押し付けるものでもありません。
皆さんの製作の一助となれば幸いです。（ここまでテンプレ）
今回は歌詞シンクロ論Vol.3ということで歌詞の解釈について
考えていこうと思います。基本的に初心者向けです。
さてインストで作る以外ではＭＡＤと歌詞は切っても切れない関係である事は
言うまでもありませんが歌詞の解釈については人それぞれであるということは
意外と意識する事は無いのではないしょうか？
極端に言うと「○○ってラブソングでしょ？」
「えっ青春時代の友情を歌った歌じゃないの？」……など
このように音楽について会話するときに解釈の違いが大なり小なりあると思います。
しかしこんなことを言ってしまうと受け手との解釈の差異があれば
どんなに自分が「合っている」と思って作ったものも
受け手側には「合ってない」作品になるのではないか――
誤解を恐れずに言うならばすべてのＭＡＤ作品にそのような危険が
あるといわざるを得ません。しかしその事が作品の良し悪しを決めるわけではありませんし
始めからＯＰ風ＭＡＤなら歌詞シンクロは考慮する必要もないです。
しかしこの記事は歌詞シンクロ論と銘打っているのでこれらの問題について
私自身の見解を述べたいと思います。
まず私の考えを述べるにあたって一つ引用したい文があります。
それはＲＡＤＷＩＮＰＳのボーカル野田洋次郎さんのエッセイ集「ラリルレ論」より
「歌詞についての質問はやっぱあんま答える気にならないよ。その日によって違うんだもん、俺
答えなんてさ、その時の気持ちと今の気持ちも違うし。違っていいの。歌は今に向けた手紙であり、
宿題であり、投げかけなの。これどういう意味だ？って俺もツアーで歌いながら考えるの。
そして今の俺なりの答えを考える。その繰り返し。それでいいと思ってるし、それがいいと思う」
このように野田さんは歌詞の解釈は（ご自分で書いてるのにもかかわらず）その日によって
変わるとおっしゃっています。もちろん作詞してるひと全員がこうであるという意味ではありません。
（明確な意味を込めてる方もたくさんいらっしゃると思いますしそのようなインタビューや記事を
それこそたくさん読んだ覚えがあります）
昔の私は選曲していざＭＡＤ作るときとなると、もしその曲に対しての
アーティストの想いやこだわりがあるのならばそれもＭＡＤにシンクロさせるべき
（それができていたかは別にして）と思っていてかなりメンドクサイこだわりをもって
シンドイ作り方をしていました。その結果あまり作業は進まないし、
作っててもあんまり楽しくない――そんな状況でした。
なのでこの考え方は私のＭＡＤ作りにおいてかなりの救いでした。
作詞してる人ですら解釈が変わるのなら
歌詞の意味の解釈についてそれほど潔癖でなくてもいいな、と。
さて、前置きが長くなりましたが以上を踏まえて歌詞の解釈について私見を述べたいと思います。
大まかに3つとなります。
①自分の歌詞の解釈で作る。
一番オーソドックスな考え方です。自分が曲を聴き感じたそのままの意味で作ります。
多分これが大抵の方がこの考え方で作っていると思います。ゆえに説明も不要でしょう。
②アーティスト側の解釈で作る
その曲についての記事やインタビューを踏まえたうえで
それらの通りの解釈で作る。
正直これで全編通して作るのはかなり難しいです。恐らく部分的にその思考を反映し
こだわりのポイントにするくらいがちょうどいいと思います。故に①とのハイブリッドが
理想かと思います。
③もし作中のキャラがその曲を聴いたときどのような解釈をするか想像しその解釈で作る
そのままの意味です。1人のキャラにフォーカスして作るときに多く使います。
そのキャラが使用した曲をどう聴くかを想像して作ります。
いかがでしたでしょうか以上で歌詞シンクロ論Vol.３は終わりです。
本当は解説用の画像とか動画とか用意してたんですが前述した通り失くしてしまい
記憶をなんとか掘り起こして文章にしたものになってしまい
いささか駆け足になってしまいました。次はきちんとやります。（ｽﾐﾏｾﾝ
次回は今までの総括としてのメイキングみたいなものか自分が影響を受けたMAD作者orAMV作者
のどちらかをやります。
また随時コメント欄で感想やご意見（ここがわかりにくかった等）もお待ちしております。
それではまた！
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