[iha’s column] 本当にモテるAMV/MAD制作! 萌えと少子化問題

Column

はいw 胡散臭いですねw
しかし恋愛問題は、非常に多く私の所にも持ち込まれます。

あまりこの手の事に、首を突っ込みたくはないのですが、需要があるのも間違いないので、この機会に語っておこうかと思いました。
バレンタイン&ホワイトデー特集と言った所でしょうか?

ちなみに女性の動画制作者は非常に少なく、動画を作っていると言うだけで勝ち組です。
適当な動画作家の所に行って、「教えて下さい!」って言うだけで良いと思うので、主に男性視点での解説となります(いいのかそれでw

実際は難しい問題で、間違いもあるかと思いますが、皆様、宜しく御願い致します。

① AMV/MADを作るとモテます

一時創作の作家はモテます。
作家はクリエイティブな感性、得意分野の知識、集中力などのモテる要素も持っていますが、人間ではなく作品がモテていると言うのも現実でしょう。

そして二次創作の作者も、アニメやマンガを、ただ消費している人にとって、羨望を持って迎えられ事が多いです。
この時点でAMV/MAD作者は、ただの消費者よりもモテると言い切って良いかと思います。

絶対モテます! が、アニメに興味がある異性限定です。
アニメに全く興味がない異性には、あまり効果がありません。

しかし昔と違って、アニメやゲームに嵌った事のない若者など殆どいません。
ニコニコ動画や、Youtubeを見た事のない若者などいません。

我々の時代が来たと言っても良い! 筈です。多分。

② 何を作れば良いのか

モテ度は、カッコ良さや再生数に比例します。

カッコ良さに自信のある人は、再生数は気にしないで構いません。
カッコ良さに自信のない人は、再生数を重視しましょう。

多くの視聴者が楽しんでいる動画の制作者である。
それで十分です。

ただし、たくさんのヒット作がある制作者でも、相手に自分の作った動画の全てを見せるのは間違いです。
一番自信のある物を一つだけ見せて、

「趣味は動画作りなんだ」って、サラッと言えれば勝ちです。

「趣味はアニメ鑑賞なんだ」って言ったら負けです。 この差は大きいです。

「みんなに楽しんで欲しくて作ってるんだ」って言ったら、カッコいいですよ!

③ 何を見せてはいけないのか?

当たり前ですが、性的な動画、釣りや荒らしに近い動画は、アウトです。
同性の間では楽しめますが、これはマイナスです。

性的と言うほどではなくても、エロゲMAD、ハーレム物、魔法少女などの幼女物、アイドルマスターなどのアイドル物の動画は、どんなにカッコ良く、感動的な動画でもマイナス点になる事があります。

男女共にです。
女制作家の場合には、イケメンばかりの動画を相手に見せてはいけません。

相手がノリノリなら良いですが、理解されないジャンルだと思ったら、封印しましょう。
隠し事のない結婚生活? そんな物はありません。

許容してくれる相手もいますが、それは許容です。
お互いの趣味を、理解しないが許容すると言う妥協です。
マイナス点であると言う事は理解した方が良いです。

例えば女性が幼い頃に性的被害にあった事のある人だったら、どんなにアニメ好きであっても、ロリ枠はNGかも知れません。
アイドル産業自体が嫌いな女性も結構います。

どの動画が視聴者に気にいられるのか分からないのと同じで、どの動画が、あなたの相手の逆鱗に触れるか分かりません。

芸術は相手に与える影響が大きいので、注意すべきなのです。

④ 言葉巧みに

黙って、動画だけ見せるのなんてナンセンス。
作者にしか分からない、苦労話などを交えて話しましょう。

御互いに知っているアニメなら、アニメの話も良いです。
相手が知らないアニメの時は、技術の話をして様子を見ましょう。

そこで相手が興味を持ったようなら、そこで初めて一緒にアニメを見ましょう。
自分の感動した最高のアニメだからと言って、相手が気にいるかは分かりません。

自分とは違う人間だと言う事を、きっちり自覚しましょう。
これは恋愛の初歩です。

⑤ カミングアウト

まず、アニメが好きだと、カミングアウトするのが難しいと言う人も多いかと思います。

「オタクっぽい」「子供が見る物」「ロリコン」などの偏見は根強いです。
自分の子供が、社会人になっても毎日独りでアニメを見ていたら、私でもちょっと心配です。

しかしアニメは、同年代の共通言語として優秀です。
相手の許容範囲を見極めつつ、カミングアウトするのが正解かと思います。

ガンダム、ジョジョ、エヴァ、進撃、君の名は、ゴジラなどの一般に受け入れられ易い作品から始めます。
ハイキューなどのジャンプ系、ユーフォなどの京アニ系が中級。
けもフレ、艦これ、Fateなどの、オタクの共通言語が上級。

これ以上は、相手がオタクでなければ難しいですが、上手く話せば許容はされるかと思います。
頑張って下さい。

⑥ 出会い Twitterやコミュニティ

恋愛の全ては、出会いであると言っても良い程です。

女性は、男性向けのコミュニティに。
男性は、女性向けのコミュニティに入るのが基本と言われています。

Twitterでは、それっぽいアカウントをフォローしまくって話しかけます。

良くネタにされるのが、邦楽ロックバンドコミュニティ。
女性が多いのですが、男性が入って来ても違和感がありませんし、話も合う為、出会い厨の溜まり場扱いされています。

動画コミュニティは男性が多いので、女性は普通に入って行けばOK。
男性は、刀剣乱舞、おそ松さん、ラブライブなどが好きなら、その辺りのコミュニティは狙い目です。

また、チーム制のあるゲームは、出会いの場として、どれも優秀です。

⑦ オフ会

結局は、リアルで会わなければ話になりません。

3人以上、6人以下でのライブや飲み会が理想でしょうか?
人数が多いと、モテる奴がモテるだけと言う、元からリア充の人間の為の集会になり下がります。

一応ですが、オフ会には、相手を食い物にしようとしている人間や、病んでいる人間、被害妄想の激しい人間も、混ざってしまうと言う事だけは忘れないで下さい。

目当ての人がいたら、2回、3回とメンバーを変えて、オフ会を重ねます。
自分と好きな相手だけは、なるべく固定で。

⑧ 告白

ネットと言う文章で、気楽に告白出来るあなたは、ラッキー。
面と向かって、告白するのは難しいですからね!

ただし、オープンスペースで告白しては行けません。
失敗したら、その後が続きません。

こっそり告白し、失敗したら次の相手に乗り換えましょう。
何度も繰り返せば、告白や恋愛の経験値が上がりますし、上手く行く事もあるかも知れません。

何もしないでいたら、進展は永遠にないのです。

ちなみに情報収集は必ず行いましょう。
実は恋人がいたり、あなたの事があまり好きでなかったり、相手がインターネットでの出会いを求めていない事があります。

男女共に、敵を知り己を知らなければ、絶対に勝てません。

⑧ 結婚したら一時引退しよう

動画制作には時間が掛かります。
しかも孤独な作業です。

結婚したのに、自分そっちのけで趣味の世界に没頭されたら、どんなに良い趣味でも嫌がられます。
ぶっちゃけ離婚案件かと。

悪い事は言いませんので、少なくとも子供が小学校高学年になるまでは、動画制作は封印した方が無難です。

ただし、人間、気晴らしは必要ですので、少し作ったりは良いです。
徹夜して、日常生活や、仕事に影響を出す様でなければ大丈夫。

基本的には「自分は大好きな動画制作を君の為に封印している」とアピールしつつ、一緒にアニメだけは見るのが良い戦略かと思います。

さて、結婚まで書いてみましたが……

こんな簡単に、モテるかああああああああああ!!!!!!
結局モテるのは、美男美女だけだっつーの!!!!!!

こんな簡単にモテるなら、私がケッコンしてるっつーの!!!!!!
モテなくて、悪かったな!!!!!!

はあ、はあ、はあ、、、

なんのブログだっけこれ?w

少子化問題については、これでも真面目に考えているので、ちょっと真面目に書きますw
スイマセンw

日本の少子化問題において、アニメやゲームなどの二次元は、よく原因の一つに上げられます。
「日本の若者は、リアルでの恋愛を恐れ、二次元で妥協している」と言う論調です。

これはある意味正論だと思うのですが、印象論が多く、そのメカニズムを詳しく考察した物をあまり見かけないので、オタクの立場からまとめてみようと思います。

■ オタク

他者の事を「あなた」ではなくて、「おたく」と呼ぶ行為から付いたと言われています。

これには少子化問題に繋がる、一つの説があります。
「オタク」同志は、友達ではなく、結局「おたく」と呼び合う他人であり、孤独なままなのではないかと言う説です。

共通の話題で盛り上がれるのなら、それはもう友達と言って良いかと思うのですが、そこはやはり孤独を愛するオタク。
あまり打ち解けていない様な気もします。

友達相手でも真面目に接してしまうのは悪い事ではありません。
しかし、友達との距離もなかなか近付ける事が出来ない「おくて」では、恋愛は難しいと言わざるを得ないでしょう。

■ 萌えの生まれた背景

以前、TVに出た時にも語った事があるのですが、私は「萌えとは男性からみたカワイイである」と感じています。

女性がリカちゃん人形をカワイイと言うのと似た感情で、男性はアニメキャラをカワイイと言っているのではないかと言う考察です。

これには男性の女性化が必要であり、日本で男性が女性化していると言われ始めた時期と重なるのではないかと推測しています(草食化と言っても良いかも知れません。所謂、性同一性障害とは違います)

海外では未だ日本ほど男性の女性化は進んでおらず、ゲームでは未だにFPSやサッカーゲームなどの男性臭いゲームが主流です(タイやモロッコなど、第3の性と言われるような存在が多い文化圏はまた違います)

この海外の状況はある意味正常な事であり、日本が異常なのだと思いますが仕方ありません。

日本ではまず、第2次ベビーブームの世代が、就職できなくなり、それ故に結婚が出来なくなり、代用女性として萌えキャラを必要としたとも解釈できるからです。
精神安定として必要だったのです。

日本に近い(物理的にでなく少子化的に)中国では、日本の様な男性の女性化が進んで来ました。

中国では、男性が一人っ子政策と格差の為に結婚できない事態が生まれています。
女性が圧倒的に少ないので、収入の少ない男性は、日本以上に見向きもされないのです。

■ 三高

「高学歴」、「高収入」、「高身長」の男性のこと。
1980年代のバブル期に、女性が結婚相手の条件にこの三高を求めました。

2010年の調査では「価値観が合うこと」「金銭感覚が一致していること」「雇用形態が安定していること」が結婚条件の上位に入り、「3K」と呼ばれました。

この様に徐々に変化しつつはある物ですが、「三高」の呪縛も根強く、条件が6つに増えただけの様にも見えます。

そしてそれ以前に大前提として、「顔が良い事」が重視されている訳です。

見えない、見え難い部分よりも、見える所が重視されるのは仕方ありません(「三高」は「3K」よりも目に見え易いので、重視されがちです)

特に女性は男性よりも「顔の良さ」に固執する傾向があり、恋愛に対する重い足枷となっています。

オタクの多くは、「顔が悪い」事から自信を失い、世間から孤立する事が多いと思われます。
逆に言うと、身綺麗にして、ファッションセンスを磨くだけで、これはある程度解消出来る問題でもあるので、頑張って欲しい所です。

またバブル期以前のアラフォー世代では、男性に「男らしさ」を求める傾向も強い様です。
これは特に酷い足枷で、相手に「男らしさ」を求める一方、自分の能力を過信し、自分が主導権を握ろうとすると言う矛盾をも抱えています。

これらの足枷は、着飾る事に拘る女性ほど強く、男性を自分の装飾としか見なしていない現実が浮かび上がります。

勿論、男性の側にも、この様な人間はいるかと思います。

日本は生涯未婚率が(2015年調査)、男性23%、女性14%と、人口比率でも女性有利なので、圧倒的な女性有利市場となっています。

元から男性の方が、若い時期から女性に魅かれる性質を持ちます。
この絶対数と時期の差によって、どんどん女性側が有利に条件を積み重ね、こんな歪を生み出してしまったのでしょう。

中国は共産党が結婚の審査も行っていた時代があり、今は自由恋愛になったのに条件闘争が酷く、日本よりも悲惨な状況にある様です。

■ コンプレックス

女性が有利な条件を突き付ける事が出来る社会と言うのは、ある程度、男女が平等で、平和な社会と言う事です。

男性が女性を支配している社会では、成り立ちません。
武力が物を言う社会では、成り立ちません。

男性には元々、女性を完全に支配下に置こうと言う欲求もあります。
ロリコンの男性ほど、この欲求が強いのかも知れません。

完全に支配したいのですから、不安や劣等を感じる様な女性は苦手です。
好みもありますが、弱くて、頭の悪いのが好きなのです。

こう言う欲求は、制御こそすれ、完全に否定出来る物ではありません。

女性の地位向上も大事です。
ですが男性側には、この様な本能に近い欲求があると言う事を、女性側も理解すべきだと私は思います。

■ 平和主義

身体能力に優れる子供は、引き籠りとは言い難く、オタクにもなり難いと思います。
逆に言うとオタクは、身体能力が一般より劣る事が多いです。

また、アニメ等には平和を謳った作品も多く、その影響もある事でしょう。
オタクは基本的に暴力を嫌う、平和主義者が多いです。

これは悪い事ではないのですが、思考が平和主義に偏ると、勉学や、ゲームですら、競争しようと言う意識が減退してしまいます。

恋愛もある意味、戦争です。
オタクはこの点においても平和主義であり、残念ながら競争意識に欠けると思います。

戦略ゲームの様に、計画を建てて、先手必勝くらいの気持ちで挑む必要があるかと思うのです。


■ バブみ

少し前に流行ったネットスラング。
凄く年下の女性(幼女)に、母性を感じて、甘える感情。

ロリコンの一種ですが、危険な仮説が一つあります。

これは母親に愛情を持って育てられなかった、母親をダメな物、危険な物として認識してしまった男性が、安全な幼女に母性を求めているのではないかと言う物です。

離婚率の急増は、これらの心理状況に拍車をかけていると思われます。

中国の場合、文化大革命時に地方に放逐された知識人が、仕方なく地方の人と結婚したケースも多く、離婚が自由になると皆離婚してしまい、その不幸を見て来た子供達が結婚を恐れていると言うデータもあります。

兎に角、少子化において中国は日本よりも悲惨な状況にありますので、この状況を良く観察、考察して行く事はとても大事だと思います。

■ 二次元 VS 人間

今「BEATLESS」と言う長谷敏司原作のSF小説のアニメをやっています。
これですが、要するに人間はロボットと恋愛出来るのかと言うSF(スペキュレイティブ・フィクション)です 。

主人公はリアルの人間よりも、ロボットを選んでいるわけです。

このアニメの脚本に、高橋龍也と言う人物が入っています。
高橋さんはLeaf(アクアプラス)と言う会社で、To Heartと言うゲームのシナリオに関わって、マルチと言うロボットと人間の恋愛を描いた人物です。

To Heartは当時、PS版だけでも10万本以上を売り上げた恋愛ゲームのビッグタイトルでした。

このゲームの中で、サブヒロインのマルチと呼ばれるロボットは、メインヒロインの神岸あかりと言う幼馴染のキャラクターよりも、人気が高かった、いや非常に高かったのです。

これを私は、壮大な社会実験であったのではないかと思っています。
この時点で人間は、現実の人間よりも、ロボット=二次元を選択しかねない生物であると実証したに等しいかと思っているのです。

これは人間との恋愛が面倒臭いから、ロボットで良いと言う妥協ではありません。
シナリオやキャラクターデザインの差はあれ、神岸あかりとマルチは対等な立場でした。

対等な立場で人間は、ロボット=人間でない物=二次元に負けたのです。

二次元は、現実に干渉出来ません。
そのギャップを埋める為に、人間は、グッズやフィギュア、抱き枕を買い漁りました。

独占欲を満たす為に、高額商品や、ガチャガチャなどのレアリティの高い物にも飛び付きます。

今はこれで済んでいますが、人間に近いロボットが本当に完成した時、都合の良いロボットが完成した時、恋愛において人間はロボットに負けてしまうと言う事から、目を背けては行けないと私は思います。

■ 絶対の理想像

萌えキャラはカワイイだけでなく、小さく、非力で、頭も悪い(純粋な)事が多いです。
強くて頭の良い女キャラは、主人公の事が好きで堪りません。

非常に、男性に都合の良い性格をしています。
そうでないキャラクターは、脇役であって、あまり恋愛対象にはなっていません。

ちなみに頭が悪い(白痴に近い)キャラクターは、自分を投影する器であるからと言う理由もあるようです。

過去を感じさせない、ただの雛形として存在するのです。
ゲーム会社のKEYなどは、狙ってこの白痴に近いキャラクターを配置して来ます。

こんな純粋な人間は、殆どいません。
ですがこの純粋さに、人は憧れます。

容姿や財産に拘る人は現実的ですが、憧れません。
特に純粋な人ほど、現実的な人間に憧れないのです。

これは、女性よりも男性の方が純粋であると言う証左です。

萌えキャラは、あまり成長しませんし、物語が終わってしまえば、全く変化しなくなります。
絶対に、裏切る事がありません。

これはロボットに近い物かも知れません。

萌えキャラは、ある意味自分でもあり、純粋さの象徴であり、絶対の理想です。
汚れた人間よりも、萌えキャラに憧れるのは当然なのです。

■ ピュグマリオニズム

ギリシャ神話において、現実の女性に失望していたキュプロスの王であるピュグマリオンが、自ら理想の女性・ガラテアを彫刻し恋をします。

彼はその彫像から離れないようになり、次第に衰弱して行きました。

見かねたアプロディーテは彼の願いを聞き入れ彫像に生命を与え、ピュグマリオンはそれを妻に迎え、子供も生まれます。

ピュグマリオニズムは、人形を愛する、または女性を人形のように扱う性癖を意味する言葉です。

人形を愛したピュグマリオンとは別の王は「私がどんなに望もうと何も与えてはくれないからこそ、私は彼女を愛しているのだ」と語ったと言われており、こちらの方が現在の人々に近いとも言われています。

非常にストイックな話ですね。
ギリシャ時代から、私達は何も変わっていない様にも見えます。

■ 日本の恋愛 世界の恋愛

その昔、日本の結婚とは家同士の結婚の事であり、恋愛結婚ではありませんでした。

恋愛結婚は、身分や財産を持たない者がする事であり、持つものがする場合、それは駆け落ちとなって、全てを捨てなければならない、家としての恥じだったのです。

『葉隠』では男性の同性愛を、女色よりも高尚で、精神的であるとし、そのまま主君に対する忠義に転化出来るとしています。
妻は夫を主君として仕えよと言うのは、この下での構造です。

武家社会においての対等な恋愛とは、武士と武士とのホモセクシュアルな恋愛だった訳です(全てではありません)

それとは逆に、江戸時代に人気のあった芝居は男女の心中ものです。
庶民には、男女の恋愛が普通で、良い話であると理解されていました。

これは「上流階級=同性愛」「下級社会=自由恋愛」と言う図式で、実は世界中で見られます。

同性愛は何も生み出しません。
ですが、だからこそ、上流階級ではAgape(神の愛ではなく無償の愛の方)として、理想とされたのだと思います。

「私がどんなに望もうと何も与えてはくれないからこそ、私は彼女を愛しているのだ」と語った王も、似たような境地かと思われます。

オタクは、どっちかと言うと上流階級よりなので、実は最初から自由恋愛に向いていないし、自由恋愛すべきでないのかも知れません。

■ 男女の垣根

2011年のコミケの資料ですが、サークル参加者は、女性65.2%、男性34.8%と、圧倒的に女性が上回る結果となっています。
コスプレに限ると、女性の数は圧倒的です。

しかし、一般参加者は当然男性の方が多い。
この様な男女の偏りは、あまり良い傾向ではありません。

男性の方が総人口は多いのですが、女性は固まる傾向が強く、余っている所では余っています。

固まって男性と触れ合おうとしない女性がいると、余計に男性が余ると言う仕組みです。
これは男性側が悪い、女性側が悪いと言う物ではなく、どちらもが悪いと思うのですが、趣味趣向が違うので、どうしようもないとも言えます。

逆に、この様な偏りをある程度解消出来た、つまり男女どちらにも支持されているコンテンツは強いです。

古くは「ガンダム」コンテンツが、「ガンダムW」で成功を収めました。
最近でもアイドルマスターが女性客層を狙って「SideM」を立ち上げています。

今後も、男女の垣根を取り払おうとするコンテンツは増えて行くと思います。

大まかに「ガンダムW」の様に男女両方に受け入れられるコンテンツと、「アイドルマスターSideM」の様に棲み分けをしてくるコンテンツに分かれるかとは思います。

コミケの3大勢力である「アイマス」「艦これ」「Fate」でなら、「Fate」はもう一度「ZERO」にスポットを当てても良い様な気がします。

「艦これ」には実はついになる存在に「刀剣乱舞」がある訳ですが、これは別会社なので、コスプレなどアパレルに力を入れても面白いかも知れません。

「艦これ」はゲームの敷居が女性にはチョット高いので、もう少しキャラクターを前面に押し出した、簡単なアプリゲームを出すのも良いかも知れません。

企業は常に、様々な方法を模索しているかと思いますが、上手く行く事を願いましょう。

■ 結論 少子化対策

結論ですが、オタクは結婚に向いていません。
それぞれの趣味で固まってしまい、自らは打ち解ける術を持たないのがオタクです。

悲しいかな、これが現実です。

オフ会や、お見合イベントなどを開催しても、引き籠りのオタクはまず参加したくもありません。

なけなしの勇気を振り絞って参加しても、そこでまともな恋人をゲットできるのは、合コン慣れしたリア充だけです。

少子化対策として政府がやるとするならば、まずは、量子コンピュータ(計算スピードの超速いコンピュータ)の開発に予算を注ぎ込む事。

そして、もし量子コンピュータが開発出来たならば、それに、人型ロボットの設計・開発をさせるのです!

これは日本でしか出来ません。
何故ならアメリカで作られたロボットでは、例えば「人前で脱げ」と命令されても、法律を述べて拒否するか、実力行使しか出来ないでしょう。

それが日本なら、「あんたばかぁ!?」と赤面して可愛く拒否できるロボットが作れるのです!
これは強い!!

この様にロボットは、人間に愛される様に作らなければならないと私は思っています。
無口で控えめだけど、察しと思いやりを持って、主人を愛してくれるロボットが必要なのです。

これでまず、恋人がいないと言う問題は解決!!!

ロボットが育児も出来る様になるので、今度はデザイナーベビー(遺伝子操作によってデザインされた子供)を作ります。

これで少子化問題も解決!!!!!

オタクはこれでいいのです!!!!!

、、、スイマセンSFですねwwwww

少子化対策は、オタクに限らず一般的にですが、賃金上昇など、金銭面で結婚し易い社会を形作る必要があります。

その上で私は、場当たり的な子育て支援ではなく、18歳までの子供一人当たり月額3万円くらいは支援する必要があるかと思います。
二人目には毎月4万円、3人目からは一人当たり毎月5万円くらい出して、初めて人口は上昇するでしょう(例として現在の大田区では、一人当たり約1.5万円の支援があります)

現金を出したら、親がパチンコに注ぎ込むかも知れないので、商品券やアプリが良いですね。
しっかり管理できる大手スーパーやコンビニの食料品のみで、お酒や煙草には使えない商品券。
有効期限は2か月。勿論この商品券の売買は、禁止。犯罪とします。

これをするなら、消費税は10%に上げて良いです。

まあ、SF的に言うなら、あと30年くらいで寿命がグッと伸ばせる様になり、そのうち不老不死が実現するでしょう。
その後に待っているのは、若返りです。

倫理とか、神とか言っても、もうダメです。
これは近い未来、絶対に実現します。

少子化対策は、場当たり的な物にしておいて、不老不死の世界が実現するまで、人工が減り続けるくらいで、ひょっとしたらちょうど良いのかも知れません。

ただし、労働の効率化はして行く必要が絶対にあります。

コンビニのレジは無人化し、人間は品出しをしたり、見回りをするだけ。
工事現場では、ドローンが測量し、無人トラックが物資を輸送する。

ここでもロボットが活躍します。
こうやって少ない労働力で、多くの利益を上げる必要が絶対にあります。

人間は単純労働の職場を失って行きますが、それで良いのです。
人口減少社会なのですから。

だいたい国民全員が結婚したとしても、皆様子供は一人か二人で良いと思っていませんか?
それでは、人口は減ってしまうのです。

しかし、それで正解です。
日本では既に単純労働の職場は失われてきているので、子供をたくさん産んでもダメです。

発展途上国の様に、子供をたくさん産んでも、ダメなのです。
きちんとした教育が必要なのですから。

しかしこれだと、先進国は後進国に、多数決で負ける事になってしまうので、それはそれで問題があるとは思っています。

国連などの国際組織は、先進国の横暴と、後進国の身勝手さによって、機能不全に陥ろうとしています。
なかなか難しいですねw

皆様は、どう思われますか?

そして、どうやったらモテると思いますか?(切実w

Column

Posted by いは