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[iha’s column] AMV/MADをより楽しむ方法(作家主義との付きあい方)

time 2017/08/01

■ 作家主義

”作家主義”と言う物があります。映画作品などを監督の個性中心に芸術として捉え批評するスタンスです。
脚本家や俳優が目立っている映画もありますので、全ての作品に当て嵌まる訳ではありません。

殆どのAMV/MADは、一人で作られていますので、作家性は実は非常に重要ではないかと思うのです。
(元の映像や曲は、それを選ぶAMV/MAD作家の個性として考えています)

ピカソやベートーベンの作品は、それだけでとても凄い物ですが、その個性を知るとより楽しめます。
作家性と芸術(娯楽)は、切っても切れない関係にあるのです。

しかし逆に私は作品を、制作者別に見る事はあまりありません。
アニメの場合、宮崎駿監督作品だろうが富野由悠季監督作品だろうが庵野秀明監督作品だろうが、面白くなさそうなら、自分の好みと外れている様なら、容赦なく見ません。

逆に、知らない監督のアニメだろうが、面白そうなら、自分の好みに合いそうなら見ますし、大御所監督と同列に評価している積りです。

これと同じ様に、実は私は、AMV/MADを作家別には、あまり見ていません。
いつも凄い作品を作る人、良く話している人、フォローしている人の作品であっても、必ず見ている訳ではないのです。

最初に見る時には、作者欄や解説文は、さっと見て、必要そうな情報を取得するだけで、作者が誰か等はあまり気にしない様にもしています。

そして、その後、改めて作者や解説文を踏まえて、自分内で咀嚼します。
そうする事により、公平に作品を見れますし、2度も3度も、2倍も3倍も作品を楽しめると、私は考えているのです。

■ 作家紹介(生)

私は、この作家主義に根差した活動を幾つかしています。
生放送や動画紹介記事です。

生放送では作家別に動画を紹介する様にしていますし、共用の動画紹介記事では、なるべく作家を書いて貰っています。
その方が、視聴者の方も楽しめると思ったのです。

作家を意識して作品を楽しむ事は、芸術を深く楽しむ上で非常に重要ですし、自分の作家性を意識する糧にもなると思います。

意識などしなくても、作品には個性が勝手に反映されますし、再現MADを作るのも立派な選択であり個性です。
勿論、どんどん新しい事にチャレンジして行くのも、当然ですが素晴らしい個性です。

視聴者がより楽しむ為にも、皆様にも是非、自分の個性を見詰め直し、大事にして、動画制作を行って頂きたいと勝手にですが思っています。

さて、私が行っている作家別生放送なのですが、困った事に挫折しそうです。

ニコニコ動画の新しい生放送のシステムにおいて、動画引用機能が実装未定になっているのです。
最悪2017年8月24日から、AMV/MADをニコニコ動画から直接引用して流す生放送が出来なくなります。

デスクトップ上で動画を流し、それを配信する事は出来るかと思いますが、かなり見辛くなってしまうのは避けられません。
生放送はなるべく続けますが、雑談中心になるかも知れませんし、回数が減るかも知れません。
そうならない様に、ニコニコ動画には何とかして欲しいですねw

■ 作家紹介(Google+とニコニコ大百科)

作家紹介をする場所が減ってしまうので、ニコニコ大百科の方にAMV/MAD作家の記事を投稿して行くかも知れません。

地味な作業にはなりますが、動画に作家タグを付けれる様になる利点も大きいですし、何より芸術として必要な作業だとも思います。

Googleなどの検索エンジンを使用した時に、きちんと作者が表示されるのも大きいです。
Google+での動画紹介を行っているのも、Google検索で上位に行き易くなり、動画がたくさんの人の目に留まる確率が増えるからでもあります。

面白い動画を見つけた時に、その作家のマイページに飛んでも、動画が多過ぎて何を見て良いか分かりません。
再生数順などで視聴する事は可能ですが、一番再生数の多い動画を見るだけになりがちです。

そんな時の為にも、作家の代表作と言う物を、勝手に、視聴者目線ででも良いので、決めて置く事は重要だと思います。
特に、マイリストが無い、投稿動画が非表示になっている作者の場合は重要になるかも知れません。

ニコニコ大百科は、ウィキペディアほど公平性、公共性を重視していない為、偏った記事になりがちです。

一応ですが大百科は、プレミアム会員になっていなくても、自分を紹介する記事なら投稿できますので、気に入らない記事が投稿された時は自分でも作ってしまう事をお勧め致します。
勿論、プレミアム会員であれば何方でも記事を修正する事が可能です。

大百科で記事を作ったら、Google+での動画紹介記事も、同じ文面で投稿しようかと思っています(手抜き)

■ ランキングイベント

ランキングイベントも、視聴者が何を見たら良いのか分かり易く、芸術活動としても外せない物だと思っています。

作家・制作者の趣味としてだけAMV/MADを見た場合には、ランキングは必要ないかも知れません。
ですが視聴者・鑑賞者がいる芸術作品として捉えた場合には、これを欠かす事は出来ないと思っているのです。

ランキングのシステムは統一されておらず、正確な比較などフィギュアスケートなどの競技芸術でさえ出来ません。
なるべく大勢の専門家の、平均を取るのが理想です。

本当はもっと多くのランキングイベントがあり、多くの人がウィキペディアや大百科の記事を修正するのが理想です。
まあ、労力ばかりが多いので、なかなか誰もやらないのだとは思います。

私も大百科の編集はずっと棚に上げて来ましたし、今後もそんなに出来るか疑問です。
せめてイベント上位者の大百科くらいは作りたいので、頑張りたい所ではありますね。

■ 作家性と人間性

最後に、作者をピックアップする上で、大事な事が一つあるかと思います。
それは人間性と作者性は違うと言う事です。

分かり易く言うと、天使の様に素敵な美少女キャラであっても、作っているのは変なおっさんだったり(よくある例)
素晴らしく救われるストーリー、伏線を張り巡らせた緻密なストーリーであっても、作っているのは学校にもろくに行っていない引き籠りであったりします(極端な例)

芸術は、一般生活とは、別の才能です。
逆に言うと芸術とは、一般生活を切り捨てているからこそ、辿り着ける境地なのかも知れません。

勿論私は、芸術も一般生活も、どちらも完璧でありたいと思いますし、その様な作者が好きです。
ですが、作者が人間として失敗したとしても、作品を嫌いになる必要もないと思っています。

私は、AMV/MAD作家の人間性を知る事も、芸術鑑賞として必要な、楽しい事だと思いますが、捉われる必要もないと思うのです。

芸術は受け手がいてこそ成り立つものです。
芸術作品の半分は、視聴者の皆様が作り上げていると言っても過言ではありません。

誰にも理解されず消えて行った芸術家が結構います。
どんなに素晴らしい芸術であろうとも、理解出来る人がいなければ、後世に残りません。文化とはなりえません。

作者が視聴者を意識して作り上げるのが上手く行くと、それは広く一般に普及します。
これは顧客主義、顧客第一主義などと呼ばれ、芸術と言うより娯楽の分野で特に尊ばれます。

逆に、視聴者が好きな作品の作者をチェックし、たくさんの作品を見たりすれば、きっと楽しさは増します。
歴史物なら歴史を勉強したり、バンド物なら楽器の練習をしたり、視聴者が努力すればするほど、作品を楽しく見る事が出来ます。

作品の半分は、視聴者の物です。
作者だけの物ではない。私はそう思います。

素晴らしいファンがいるからこそ、盛り上がったコンテンツを、皆様も幾つも見て来た筈です。

AMV/MADも、その様なファン活動の一つであると思います。
そしてそのAMV/MAD作品の為の、ファン活動も必要であるのです。

努力の方向性は様々です。
大好きな作品をより楽しむ為の努力をして、大好きな作品を更に楽んで頂けたら嬉しいです。

と言う訳で!
あにぱる AMV/MAD FESTIVAL in JAPAN 2017(AniPAFE2017)では、作品もですが、ただの視聴者の皆様の投票も大募集しております!

投票は10月1日(日)~ 10月15日(日)です!
皆様の御投票お待ちしております!(結局それかw

AniPAFE2017 詳細 http://amv-japan.org/contest/anipafe2017

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